MENU

物忘れ外来とは一体なにか

歳を取れば必ずやってくる物忘れ。加齢の場合もあれば、不規則な食生活やストレス、慢性的な不眠や病気からなど、様々な要因があってなる場合があります。近年では、総合病院や精神科に物忘れ外来という外来ができるようになってきましたが、この外来、一般的な外来とどう違うのか。

 

 

多くの高齢者の場合誰にでもおこる物忘れ。あまりにひどくて、本人どころか家族がその不可解な行動や言動に困惑してしまい、病院にいく人も少なくはありません。そこで迷うのがどの診療科へ受診すればいいかです。実は物忘れというのは脳の病気で、私たちの脳は目や耳で情報を得たものを、一時的に海馬という場所に保管されます。加齢だけではなく、ストレスや不眠、不規則な食生活、病気により、この海馬への電気信号が衰えてしまい、短い記憶や新しい記憶が覚えられない病気です。

 

 

そして、お年寄りの場合はこの病気がわからず、精神科や心療内科、脳外科などを受診してしまう人が多いです。これらの診療科と物忘れ外来の違いは、診察内容だけではなく、専門的な知識を持った医師が行っている外来です。

 

 

日本認知症学会の専門医資格を持った医師が診察をするので、安心して受診できます。では、受診したら最初に何をするのだろうか。最初にこの診療科を受診したきっかけを書類に記入します。いつどこで何がきっかけか、医師に伝えなければ行けません。

 

 

医師は患者さんに次のことをききます。医療機関を受診するきっかけをききます。物忘れの他に家庭内での混乱やその人らしからぬ行動や言動、最近の状態を聞きますが、本人が回答できない場合は家族の人にききます。

 

 

次に現病歴です。今かかっている病がいつ頃から発症したのか、そしてこれまでにどんな変化があったのか。ここでも本人の回答が難しいようでしたら、ご家族の方に訪ねます。また、既往歴もききます。アルツハイマー型認知症の場合は、糖尿病や高血圧などが発症に関連しているからです。

 

 

生活歴では、その人の出生から教育、職歴、結婚などの生活歴は、その人の細かな記憶を確認するためにききます。

 

 

そして、その人が若い頃から記憶に障害があるのかも確かめる必要があります。この情報は、治療をしていく上で重要です。また、家族のなかで認知症になっているひとが居ないか、家族歴についても訪ねます。これらの情報を参考に、適切な治療法を見つけて改善をし、生活の質を高める専門外来が、物忘れ外来なのです。

物忘れチェックするには、脳ドッグが一番!

物忘れドッグが地域別に検索できて、大変便利です。各検診センターの脳MRI、PET-CTの概算費用や予約状況を見ることもできます。